ピクノジェノール　Navi

ピクノジェノールは、フランス南西部のボルドー地方とピレネー山脈の間の大西洋沿岸に生育する、「フランス海岸松」と 呼ばれる松の樹皮から抽出される天然松ポリフェノール成分、抗酸化物質です。

ポリフェノールの一種であるこのピクノジェノールには、60%以上のOPC（オリゴメリック・プロアントシアニジン）と 40種類以上の有機酸が含まれており、OPCの抗酸化作用はビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍、それ以上とも言われています。

また、このフランス海岸松の樹皮には、生体に有効なフラボノイドが多量に含まれることも確認されています。

1530年代半ば、カナダを探検中に壊血病に襲われたフランスの探検隊が、ケベックインディアンからもらった「アネダ」という 松の樹皮を煎じたお茶で助かったと言う記録があります。ケベックインディアンたちは古くから松の樹皮から抽出した樹液を薬と して用いていたようです。

そしてその後の研究により、「フランス海岸松」が「アネダ」という松に大変良く似ていることがわかったのです。